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二級建築施工管理技士とはどんな資格?合格率や勉強方法を解説!

2023年06月10日
二級建築施工管理技士とはどんな資格?合格率や勉強方法を解説!

建設現場で働く憧れの資格のひとつとして、二級建築施工管理技士というものがあります。現場で指揮をとる様子がかっこいい職業です。実際はどのような仕事で、試験の難易度はどれくらいなのでしょうか。今回は二級建築施工管理技士について詳しくご紹介いたしますので、これから勉強を始めたい方や、資格に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

 

1.二級建築施工管理技士とは

二級建築施工管理技士とは、建設業法で定められた「施工管理技術検定」に合格した技術者のことです。建築工事現場で監督や工程管理を行える国家資格です。施工管理技士には、建築施工管理技士、土木施工管理技士、電気工事施工管理技士など全部で7種類の資格があります。ハウスメーカーや工務店などの建築工事現場では多くの二級建築施工管理技士が活躍しています。二級建築施工管理技士の仕事内容や資格の合格率などについて解説していきましょう。

 

1-2.二級建築施工管理技士の仕事内容

建設業法で決まっているのは、建設業者は営業所ごとに専任の技術者を置くことです。二級建築施工管理技士の仕事内容はさまざまで、以下のように多岐にわたります。

・現場の工程管理

・品質や安全面の管理

・技術者や職人の監督や指導

・発注者との打ち合わせ

・施工計画を作成

・資材の発注

・予算管理

 

2.二級建築施工管理技士になるメリット

さまざまな仕事がある二級建築施工管理技士にはどんなメリットがあるのでしょうか。

 

2-1.主任技術者になれる

二級建築施工管理技士の資格があると、知識や管理能力をもった「主任技術者」として現場に配置されます。主任技術者とは、建設業者が元請・下請・請負金額に関係なく、請け負った全ての現場に配置しなければならない技術者のことです。

 

2-2.さまざまな活躍の場がある

自分が機能するクライアントの現場や、挑戦したい仕事へチャレンジしやすくなります。また昨今では、建設業の耐震補強の問題や、施工不良がないか厳しくチェックされています。適正な建設基準を守る責任者として、建設現場では常に需要が高くなっているため、資格を取得していると転職にも有利です。

 

2-3.責任のある仕事を任せてもらえる

責任のある仕事を任せてもらえるので、やりがいを感じられます。個人の能力はもちろん、企業の技術力評価も高める価値のある資格なので、昇格にも有利でしょう。

 

3.二級建築施工管理技士の合格率や試験内容

難しいイメージのある資格ですが、合格率や試験内容はどうなのでしょうか。

 

3-1.合格率

二級建築施工管理技士の直近5年間の合格率を調査したところ、第一次検定(学科試験)の合格率は平均36.9%、第二次検定(実地試験)の合格率は平均39.3%でした。

 

3-2.試験内容

「第一次検定」の試験内容は建築学等・施工管理法(知識・能力)・法規の科目から出題されます。マークシート方式で、合格基準は得点60%以上です。「第一次検定」の配点は、1問につき1点です。解答する問題数は40問なので、正答数が24問以上あれば合格となります。「第二次検定」の試験内容は受検種別に応じた施工管理法の知識・能力に関する問題が出題されます。マークシート方式と記述式で、合格基準は得点60%以上です。問題数は5問で、配点は公開されていません。

 

4.二級施工管理技士になるための勉強方法

一夜漬けで合格を目指すのはほぼ不可能です。二級施工管理技士資格を取得するために必要な勉強時間は、実務経験によって多少の差があるとはいえ、50~60時間以上であるといわれています。下記のような勉強方法を参考に、学習スケジュールを立てるといいでしょう。

 

4-1.初受験なら講習会に行く

過去問題だけでは、押さえるべき試験のポイントをつかむことは難しく感じられるでしょう。また、独学では自分の間違えた点を理解しにくいことがあります。講習会では講師がポイントを教えてくれます。

 

4-2.テキストをしっかりと読み込む

テキストをしっかりと読み込むことによって、さまざまな分野についての知識が得られるでしょう。

 

4-3.過去問で出題傾向を把握する

実際の問題傾向について押さえておくと、効率的な学習につながります。数年分の過去問を解くことで、答えを覚えるだけでなく、出題傾向もつかめるため、おすすめの勉強法と言えるでしょう。

 

4-4.苦手分野を知る

とくに学科試験である第一次検定では、特殊な用語の問題が出てきます。数値を問われる問題は間違えやすいため、現場経験の豊富な方でも受験対策は不可欠です。

 

4-5.模擬試験を受験する

実際試験では、指定時間内に解答をしなければなりません。試験を受けることに慣れ、時間配分の計算を身につけておくと有利です。

 

5.まとめ

二級建築施工管理技士になるのは、けっして簡単ではありません。国家資格に合格するためには、十分な勉強が必要です。ですが、あきらめずに努力すれば活躍の場が広がり、やりがいのある仕事ができるようになり、作業員やクライアントからの信頼も高まります。

 

「株式会社KAPEN」では、一級塗装技能士、二級建築施工管理技士といった、専門の資格を持ったスタッフが診断から施工まで行います。施工についてのお悩みは、ぜひお気軽にご相談ください。

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